アルジーマネージメントプログラム

飼育水の量と現在の硝酸塩濃度に応じて添加剤を滴下することにより、硝酸塩とリン酸塩の濃度を完全にコントロールし、コケの発生を抑える製品群です。

  • 硝酸塩とリン酸塩をコントロールしながら安全に減少させます。
  • 硝酸塩とリン酸塩をご希望の濃度で維持します。
  • サンゴの成長と色揚りを促進します。
  • サンゴに安全で、害となる副作用はありません。
  • 使い方も簡単、信頼性も高くコストにも優れています。

 

コケの栄養素(硝酸塩とリン酸塩)の生物学的減少は、ライブロックや多孔質なろ過材、底砂の内部で自然に行われます。
レッドシーのアルジーマネージメントプログラムは、定期的な NO3: PO4-X の定量添加により、その自然のプロセスの促進とコントロールを行います。NO3:PO4-Xはバクテリアを活性化させる添加剤で、高精度のテストキットを用いて監視しながら使用します。

レッドシーのアルジーマネージメントプログラムはコケの栄養素をコントロールする簡単で信頼性の高い手法となっています。煩わしいコケの抑制とサンゴにとって不可欠な褐虫藻の生息密度をコントロールします。

 

コーラルニュートリションプログラム

全てのサンゴが必要とする完全栄養源を提供します。

ほとんどのサンゴは必要な栄養の約85%を共生関係である褐虫藻(サンゴに共生する藻類)から受け取るという点で、光合成をしていると考えられます。コーラルニュートリションプログラムは好日性サンゴが必要とする残り15%の栄養と、褐虫藻を持たないヤギやイボヤギなどの陰日性サンゴに対しては全ての必要とされる栄養を供給します。

 

サンゴは食料源に向かって動くことができないので、口盤(針の先ほどの大きさ)に流れ着いた溶解性有機物質(DOM)を消化するか、軟部組織を通して吸収するしかありません。サンゴ礁のDOMは、隣接するサンゴの粘液、バクテリアの固まりなど広い範囲の有機源を由来とします。

 

サンゴの栄養素についてのレッドシー社の研究では、消化しやすく栄養価の高いDOM複合剤を作るために、色々な食料源からできる様々なDOM成分の特定に焦点を当てました。その研究により

  • ソフトコーラル、LPS、SPSや陰日性サンゴが、成長や色揚げに利用する全てのエネルギー成分を供給
  • 消化後に優れたエネルギーを与える効果
  • 水を汚さない

という効果を実現しました。

 

必要なサンゴの栄養素量は飼育するサンゴの種類により異なります。SPSサンゴの必要栄養素は特に藻類の栄養素(硝酸塩とリン酸塩)のレベルにも左右されます。藻類の栄養素が少ないシステム、例えばレッドシーのNO3:PO4-Xを使っている時は、褐虫藻からサンゴが受け取るエネルギーの量は著しく少ないので、サンゴのエネルギー需要を満たすため、コーラルニュートリションプログラムを使うことによって、より多くの栄養素を与える必要があります。

 

コーラルニュートリションプログラムは、RedSea RCPプログラム使用の有無に関係なく利用することができます。いまお使いのサンゴ水槽に適切な量を滴下することにより、サンゴがこれまで以上に生き生きと元気よく成長することでしょう。

リーフファンデーションエレメンツ

カルシウムとアルカリ二ティ、マグネシウムをバランスの良い適正な濃度で維持するための添加剤です。

海水魚の有無を含めたサンゴ水槽の成功の鍵は、適切な水質を維持しサンゴに必要な安定した環境を提供することです。

 

自然の海水に見られる全ての元素は、最適な水質を提供する上で重要な役割をもっていますが、その中の幾つかは全体的な水質の安定性においてより重要な役割を担っています。このような基礎的な元素には、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、重炭酸塩 (HCO3) が含まれています。

これら3つの元素は、水の化学特性(pHの安定性・アルカリ性・海水のイオン強度)やサンゴの生物学的プロセス(骨格形成・イオン交換・光合成)の多くに大きく影響します。

 

レッドシーのファンデーションエレメンツは、完全かつバランスのとれた添加剤により、リーフアクアリウムの基礎成分を維持、補給するすべを提供します。互いに働くように調合されたそれぞれの添加剤は、海水のイオンバランスを崩す事無く、長期間にご使用頂けます。

トレースエレメンツ

サンゴの活力と色彩に必要な31種の中間元素 および微量元素を補給

レッドシーの研究により、サンゴの骨格を形成する基礎成分に加えて全てのサンゴの骨格と軟部組織に存在する31種の中間および微量元素が明らかになりました。

 

コーラルカラー添加剤シリーズは、これらの元素をハードコーラルの軟部組織における特定の色素の生産と関連があり、同じような生物学的機能を持つ4つのグループ(トレースカラーズA、B、C、D)に分けたものです。

 

これらの色素は、生化学的なプロセスで必要な特定の元素が正しい濃度で存在する時だけ生産されます。ハードコーラルは、サンゴの実際の色とは関係なく、31種の全ての元素を必要としています。

 

これらのエレメントは、特にSPS(ミドリイシ類)の色揚げには大変重要となる物質となります。